ガイドオープニング

自分のオープニングラインに注釈を付ける方法

多くのレパートリーメモは、エンジンの表示を繰り返すだけです。役立つメモは、最も忘れやすい「理由」を記録します。

メモは6月の自分へ向けて書く

なぜこの手を選んだか、あとでは思い出せません。それが前提です。メモを書く今は、エンジンとデータベースを開き、20分かけて考えています。あとで読む自分には、そのどれもありません。目の前にあるのはチェス盤だけです。

後者の自分に向けて書きます。

4月には役立たない 4月にも役立つ 4. Ng5 最善手 4. Ng5 f7を2回攻撃 4... d5 強制手 4... d5 f7を守る唯一の手 5. exd5 ! 5. exd5 ファイルを開く 5... Na5 メインライン 5... Na5 先にビショップを追う 同じ4手、2通りの注釈
エンジンの表示を写したメモは、あとで再取得できる情報しか残しません。理由を書いたメモなら、指し手を一から再構築できます。
a b c d e f g h 4. Ng5の後 ナイトとビショップ ともにf7を狙う 4... d5 は 唯一の守り
上のメモが説明するポジションです。チェス盤を見れば、「f7を2回攻撃する」は一瞬で確認できます。理由がなければ、メモをただ信じるしかありません。それこそ、メモが解決すべき問題です。

書いてはいけないこと

評価値。 「+0.4」はいつでも1秒で取得できます。書き残しても場所を使うだけで、何も教えません。

「最善手」。 レパートリーに保存したこと自体が、すでにそう主張しています。

「強制手」「唯一の手」「メインライン」。 これはポジションの状態であり、自分が選んだ理由ではありません。記録らしく見えても、実際にはノイズです。

長いバリエーション。 メモは10手の手順を書く場所ではありません。順序が重要なら、実際の指し手としてレパートリーへ入れ、出題できるようにします。

何を書くか

その手が何をするか。 「f7を2回攻撃する」「ナイトからb5のマスを奪う」「Bg4を完全に防ぐ」。このポジションについて、具体的な一節だけ書きます。

何を心配していたか。 「ここではNf3ではない。Bg4があるため」。レパートリーの判断の半分は採用しなかった手であり、その半分が最も早く記憶から消えます。

各ラインにプランを1つ。 オープニングからミドルゲームへ移る辺りで、プランを一文で書きます。重要なポーンブレイクと、駒を置きたい場所です。その1つのメモは、ライン内のほかのメモすべてより価値があります。

驚いたこと。 同じポジションを二度確認したなら、理由を書きます。一度驚いた箇所は、また驚く可能性が高いからです。

テスト

指し手を隠し、メモだけを読みます。そこから手を再構築できますか。

できるなら、メモは役目を果たしています。できないなら、理由ではなくラベルを書いています。3か月後には空欄と同じです。

メモが労力に見合う場面

2 か所ありますが、どちらも常に表示されます。

指し手の順序が変わったとき。 相手が手順を入れ替えると、暗記した並びは役に立ちません。理由から再構築できる手は残ります。これが、 トランスポジションでレパートリーが見た目より小さくなる理由の実戦的な利点です。

休んだあと戻ったとき。 半年間触れなかったレパートリーも、メモがあればかなり残っています。なければ、ほとんど読めません。再開とやり直しを分ける差です。

いくら

必要な量は想像より少なめです。全ての手にメモを付けると、自分も読まない文字の壁になります。

実際の判断点ごとに1つ、さらに各ラインにプランを1文で十分です。200ポジションのレパートリーなら15個ほどかもしれません。その15個が全体を支えます。

取り入れる価値のある習慣を 1 つ

後でではなく、決定した瞬間にメモを書きます。

2つの手を比較している間、理由は頭の中ではっきりしています。しかし翌週には消えます。1か月後に書くメモは再現にすぎず、自分の考えではなくエンジンの評価を写しがちです。

Chess Prep Proでは、レパートリーのどの手にもコメントを付けられます。コメントはそのポジションをトレーニングするとき、つまり必要な瞬間に表示されます。

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